ハーバリスト 高橋克弥(たかはし かつみ)です。
ハーブには薬効があります。
太古から人々は、道端に生えている香りある草花を、料理や染め物、お薬として利用してきました。
病院で処方される医薬品も、もともとはハーブから作られたもの。
ハーブから特定の成分を取り出したり、化学的に合成して作られているのです。
けれど、2019年にハーブティーショップをオープンし、たくさんのお客さまにティーを調合する中で、一番の薬効はその方を想い元気にしたいと願う気持ちや、心の通じたあたたかなふれ合い、そしてガラスポットの中で色とりどりのハーブたちが香りとともに踊る姿なのではないかと思うようになりました。
ハーブとの出逢い
ほんの数年前まで、私は、今とは全く違った生活を送っていました。
37歳で高齢出産し、フルタイム勤務の仕事を持ち、自営業で忙しい主人の協力もあまり得られないまま、いつもバタバタと慌てて、時間にも心にも余裕のない毎日。
授乳後で、体のラインも完全に崩れていました。
自分の容姿をかまう余裕はもちろん、宝物である息子とのかけがえのない日々を楽しむ気力さえ無かったのです。
そんな中、父が肝臓癌で死去。進行性癌で、告知からわずか半年のことでした。
父の四十九日が過ぎた頃、今度は母の乳癌が発覚。
ステージⅢで、幸いにも手術をすれば根治出来るものでした。
しかし母の胸には大きな大きな傷跡が残り、その後の1年にも及ぶ抗がん剤治療は、持病の肺気腫の影響もあり、本人にとっても周囲にとっても非常に過酷なものでした。
そして私自身も、出産してからなんとなく体調のすぐれない日々が続いていました。
一番辛かったのは不眠で、父の癌告知の日から病院で処方してもらう睡眠薬無しでは一睡も出来なくなってしまったのです。
そんな時ふと立ち寄ったハーブ専門店で、何気なく手にした講座のチラシ。
全6回のメディカルハーブ検定対策講座でした。
メディカルハーブ?
ピン!ときました。
なんとなく今自分が求めているものかもしれないと直感し、その場で申し込みました。
いざ講座を受けてみると、目からウロコの連続です。
それぞれのハーブの学名、成分、適応症。
学習範囲は、医学、化学、植物学、栄養学にまで及びます。
初めて聞くカタカナ、医学用語のオンパレード。
でも「なぜこのハーブでこの症状が和らぐのか」が体系的に理解でき、具体的な活用法も学び、疲れ果てた生活が少しずつ改善していくのが実感できました。
人が本来もっている自然治癒力をアップし、そのままの私を受け入れ、癒し、そっと背中を押してくれるハーブたち。
私はハーブの秘めた力にすっかり魅了されました。
ハーブを生活に取り入れ始めて、生理がピッタリ28日で来るようになりました。
1週間溜めこんでは下剤で出すの繰り返しだった、頑固な便秘も解消しました。
一番の悩みだった不眠も克服しました。
肌も髪も美しくなり、自分に自信を持つことで背筋が伸び、友達に会いたいと思うようになりました。
そして笑顔が増え、毎日がキラキラと輝き始めました。
健康と美、そしてこころとからだは、確かにつながっているのです。
ほんの少し、自然の力を借りるだけで。
たった一歩、踏み出すだけで。
世界はガラリと変わります。
そんな経験をあなたと共有したくて、うさぎ薬草を立ち上げました。
人は何歳からだって変われます。
ハーブの力で新しい自分に出逢ってみませんか。
まずは、おいしいハーブティーをどうぞ。
伝統的なブレンドを学びながら、私たち日本人のライフスタイルに合うように、何度も飲み比べて試行錯誤を繰り返した逸品ぞろい。
夢と希望がつまった美しいハーブティーは、私の自慢です。
ハーブティーショップうさぎ薬草のこと
自分のリラックスタイムに。
大切な人のおもてなしに。
ほんの少しの贅沢を日々の生活に取り入れて、そこに喜びと癒しを感じて欲しい。
小さな不調から解放されて、生き生きと毎日を過ごして欲しい。
そんな思いを込め、ご注文を受けてからひとつひとつ手作業でブレンドします。
使っているハーブはすべて、原産国はもちろん、学名まできちんと確認済み。
目や舌で選び抜いた、味や香りもひと味違う高品質のハーブだけ。
JAMHAハーバルプラクティショナー資格を持つ高橋克弥が、西洋医学、東洋医学、植物学など専門の視点から、あなたのために最適な一杯を調合しています。
目的別に選べるオリジナルブレンドに加えて、あなたの体調や味・香りの好みに合わせてお作りする『あなただけのフルオーダーメイドティー』もございます。
今日はお客さま用のティーセットをひっぱり出して、大切な人にするように、自分自身をおもてなししましょう。
うさぎのmimicoが届けるやさしいハーブで、日常生活の質をちょこっと上げてみませんか。
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