2023年振り返り ～ハーバリストとしてリース作家としてひと回り成長したよ

気がつけばもう歳の瀬。
今年もお客さまに見守られ、新たなご縁もいただきながら、いろんなことにチャレンジできた1年でした。
この1年を振り返ってみます。

去年の暮れに、一卵性双生児とまで言われたほど仲が良かった母を亡くしました。
どんなにカッコ悪いことでも何でも話せた、そして理解して信じて応援してくれた一番の親友を失って、もうこの先どう生きたらいいのか分からないよーなんて思っていましたが、なんとかなるものですね。
王子や友人、親戚、同僚…たくさんの方々にいっぱい助けていただき、これまで通り明るく幸せに過ごせました。

リース作家としてはリースショップAtelier Haseオープンという大きなイベントがありました。
やっぱり木の実を触っている時間が大好きなので、これからもヒマを見つけてはぼちぼちと作品を作って販売していけたらいいな。
今年も名古屋栄三越さまのクリスマス作品展に出展させていただき、私のリースがたくさんのお客さまのもとへお嫁にいきました。
中でも41cmの大作リースをご購入いただいたことが、大きな自信になりました。

そしてハーバリストとしては、よりハーブやドリンクに関する知識を深め、ティー作りの技術をブラッシュアップしてきました。
ワンランク上の領域に足を踏み入れた、そんな手応えがあります。

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まずは今年の１月、ハーブチンキにハマりました。ハーブチンキとはアルコールを使ってハーブの成分を抽出したもの。狙った成分や色を出すにはどうしたらいいのか、日々奮闘していました（ヒマか）。

使用するアルコールの濃度や漬け込み時間によっても、抽出できる成分や色が変わってくるのです。
どうしたらそのハーブの魅力がもっと出せるのか。ハーブとの対話です。

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Cara-Caroさんのボタニカルドリンク講座を月イチで受講しています。
季節に合わせた植物（ハーブやフルーツ、野菜など）から抽出した成分を使って、アルコールカクテル、ノンアルコールカクテル、アレンジティーなどを楽しむレッスンです。

12月のテーマは針葉樹でした。
学んだ知識を活かして、ハーブお屠蘇を仕込みました。日本のグリューワインですね。

入れたのはフェンネル、オレンジピール、イヌリンパウダー、アシタバパウダー。

私はワインが大好きなので、日本酒ではなく白ワインで作りましたよ～。

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そして、今年一番大きな変化。
ミクソロジーティー（ハーブだけでなく果物などの食材や素材を組み合わせて作るドリンク）でのペアリング（ドリンクを料理、空間、季節などに合わせて楽しむこと）技術を学び、ミクソロジーティーペアリング協会のインストラクター資格をいただきました。
協会理事の澤田あこさんには知識とともに様々なチャンスをいただいて、世界がうんと広がりました。
この件はまた別の記事で書かせていただきますね！

こちらはミクソロジーティーペアリングの知識を活かして作った『グリューワイン風スパイシーティー』。シュトレンとのペアリング。

シュトレンと並ぶドイツの風物詩・グリューワインをイメージした、スパイスたっぷりのノンアルコールドリンクです。

その他にも、体のセルフメンテナンスを目指すJIKU基盤サロンBeautiful With Golfさまとのコラボレーションハーブティー販売開始、お花のアトリエatelier cielさまとのコラボレーションギフトの販売や対面講座開催、それにフルオーダーメイドのご注文もたくさんいただきブレンド技術を磨きました。

そしてなんとこの12月には、突然歩けないほどのひどい腹痛で救急搬送→緊急入院するというオマケつき… (^^;)

幸い痛みも治まりすぐに退院できましたが、あちこち検査しても原因が分からないので、休息不足＆ストレスで自律神経やられちゃったかなーと自分では思っています。

来年は健康にも気をつけながら、ハーブティーアーティストとしてもっと積極的に、さらにマニアックに、大きく羽ばたいていけたらと思います。

というわけで、今年もみなさんのおかげで楽しく、そして幸せに過ごすことができました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。