こんにちは。JAMHA認定ハーバルセラピストのmarrieです。
先日、JAMHA中部地区イベント「薬膳弁当とよもぎ&カモミールこんにゃく作り・薬草風呂に用いる薬草セミナー」に参加いたしました。
まず目を奪われるのは、間違いなくこの単語ですね。
「カモミールこんにゃく」
なんだそれ、ですよね。よもぎこんにゃくならまぁ想像つくけど、カモミールこんにゃくって一体!!?? 大丈夫、心配いりません。一緒に見ていきましょう。
会場は、岐阜県揖斐川町春日にある「かすがモリモリ村」。岐阜県の最西端、薬草の宝庫・伊吹山の麓に位置しています。憧れの伊吹山。もっと遠いと思ってたけど、意外と近いんだ。
大垣(岐阜県)から養老鉄道に乗って揖斐へ。初めて乗るのでどきどき。本数がびっくりするほど少ないので、さらに緊張(笑)
こんなに可愛い電車♡ 養老改元1300年祭記念の車両。普段は赤い電車のようです。赤い電車も緑の背景に映えていいよね。
懐かしい切符のスタンプ! 若い人は知らないのかな?? 改札口で駅員さんが切符にペタッと押してくれるんだ。
自転車持ち込んでるおじちゃんもいて、かなり自由な雰囲気。おおっ!と思っていたら、戦慄の車内アナウンスが。
「自転車を持ち込みされている方は、倒れないように気をつけてください。」
そこかい!
大垣駅から揖斐駅まで30分、さらに山あいのくねくね道をバスで30分。かすがモリモリ村に到着!
まずは腹ごしらえ。薬膳弁当 春日膳(1,300円)。
どのお料理もすべて、ちょっとずつハーブの風味がして斬新。お刺身醤油でさえ普通じゃないのです。バカ舌の私には、何がどうなのかはサッパリ分かりませんけれども。かぼちゃサラダがシナモン風味だったり(たぶん)。ご飯は、もちきび入りご飯。ものすごいボリュームで、大食いの私でも食べきれないほどでした。
さぁお腹が満たされたところで、いよいよこんにゃく作り体験☆
こちらが、こんにゃく芋。
こんにゃく芋を箸が刺さる程度に柔らかく茹で、適当な大きさに切ります。よもぎもさっと茹でます。
濃いめのカモミールティー。これはカモミールこんにゃく用。
こんにゃく芋と水を、ミキサーにかけます。
この時、カモミールこんにゃくの場合は、水をカモミールティーに替えます。
よもぎこんにゃくの場合は、茹でたよもぎも一緒に入れます。
20分ほど休ませます。
こちらは、よもぎバージョン。キレイな緑。
灰汁(水酸化カルシウムをお湯で溶かしたもの)を2~3回に分けて入れながら、よくこねます。
こんにゃくと灰汁がよく混ざったら、こぶし大に形成します。
熱湯にドボン! 30分ほど煮て…
できあがり☆
左から、カモミールこんにゃく、よもぎこんにゃく、ノーマルこんにゃく。
手作りこんにゃく、なめらかでもっちもちで美味しかった♡ 薄くスライスしてお刺身で辛子味噌とともにいただいたり、炒め煮にしたり。 味付けしても、カモミールやよもぎの味と香りがしっかり楽しめました。
かすがモリモリ村では、薬草風呂も楽しめますよ☆ 私は時間がなくて入れなかったのですが、入った方に伺ったところ、とても気持ち良いお湯だったそうです。この日特別にカモミール風呂もあり、「まるでカモミールティーに浸かっているみたい♡」とのこと。カモミール風呂!! 素敵~(*˘︶˘*).。.:*♡
心がときめくお土産屋さん♡
飲用や薬草風呂用のハーブたちが所狭しと並んでいます。ここ春日では、特によもぎが有名のようです。他にも、こんにゃくやシソジュース、パウンドケーキ、工芸品、地元で採れた新鮮なお野菜などもありました。
もちろん、薬草園も併設されています。伊吹山古来の薬草たちにいっぱい出会えます。
お勉強もしっかりしてきました! 岐阜薬科大学名誉教授・水野瑞夫教授による薬草風呂に用いる薬草セミナー。お風呂の入り方や、伊吹山古来の薬草の成分・効能などなど。興味深いお話をありがとうございます。
以上、薬草の宝庫・伊吹山麓でのこんにゃく作り体験レポでした。
次回は、ココロ躍るお土産たちをご紹介します。お楽しみに~♪