こんにちは。JAMHA認定ハーバルセラピストのmarrieです。
主人と息子が風邪をひいているせいでしょうか。私もなんとなく気持ちが沈んでいます。こんな時は、身体をあたためて元気をくれるティーでホッと一息つきましょう。
材料(一杯分)
ジャーマンカモミール | ティースプーン1杯 |
リンデン | ティースプーン1杯 |
オレンジピール | ティースプーン1杯 |
写真はオレンジピール。オレンジの皮を乾燥させたものです。抽出時間は、オレンジピールを含んでいるので5分間で。
お味はほとんどジャーマンカモミールの独り勝ちです。ちょっぴりほろ苦い大人の味。リンデンの精油成分ファルネソールとオレンジが、甘くさわやかにフワッと香ります。
このティーで期待できる効能
ジャーマンカモミール
鎮静、鎮痙*1、消炎、駆風*2、身体を温める
リンデン
鎮静、発汗、利尿、身体を温める
オレンジピール
鎮静、消化機能亢進、胃酸分泌、気力UP
オレンジピールが胃もたれや消化不良を改善し、さわやかな香りで緊張を和らげてくれます。ビタミンCの補給にも。
身体が内側からぽかぽか温まり、鎮痙作用もあるので、月経痛にも良いブレンドです。
幸福論
カップの後ろに写っているのは、今読んでいる本『アランの幸福論 エッセンシャル版 <ギフト版>』(ディスカヴァー社 アラン著 齋藤慎子訳)です。
会社帰りにふらりと立ち寄ったコンビニで、ティファニーブルーに花柄という乙女ど真ん中な装丁にやられて買ってしまいました。ほら、こんな風にブログ写真にも使えるでしょ(笑)
アランの幸福論といえば、ヒルティ、ラッセルと並んで世界三大幸福論のひとつ。この本は、そのアランの幸福論の中から、とりわけ印象深い名言を一部抜粋し編集したもの。「不安と感情について」「自分自身について」「人とのかかわりについて」「仕事について」などカテゴリー分けされており、とても読みやすいです。完全訳版も読んでみたいな。
美女論
私は公共交通機関に乗っている時や、友人と待ち合わせをしている時、カフェでひとりでお茶をしている時などは、極力スマホは見ずに、読書をするようにしています。猫背で一心不乱にスマホ画面をスワイプしている女性よりも、背筋を伸ばして本を読んでいる女性の姿が美しいと思うからです。こう思うのは、私がアナログな昭和女性だからでしょうか。でも実際、目からのブルーライトは、健康にも美容にも悪いですし…。
もちろんスマホ自体が全面的に悪いわけではありません。お仕事で使われている方もいらっしゃるでしょうし、スマホから得られる有用な情報はたくさんあり、今や生活を充実させるためになくてはならないものではあります。かく言う私も、スマホが手元にないと不安で仕方ありません(笑)。要は、姿勢とブルーライトと、醸し出す雰囲気の問題なのです。
私の勝手な統計によると、街中で思わずハッと二度見をしてしまうような素敵な女性は、たいていスマホではなく本を手にしています。その本にカバーがしてあると、「一体どんな本を読んでいるのかな…?」と想像力をかきたてられ、一冊の本が、彼女がまとうミステリアスな魅力にたちまち変わるのです。
古人の言葉に素直に耳を傾けることは、直接自分自身のためにもなりますしね。
どんなに高価な化粧品を塗りたくろうが、カリスマ美容師にスタイリングしてもらおうが、顔や体型など見た目の美しさという点では、若い女性には到底かないません。
でも、「美人なしぐさ」というものが存在するように思います。所作、振る舞いとでもいいましょうか。これなら40歳を過ぎた私でも努力次第で身につけられる(…気がする)。
このブログは、サブタイトルにあるように「ハーブ、アロマで美と健康を追求するブログ」というコンセプトで記事を書いておりますが、植物療法のみならず、こういった多方面からのアプローチで、皆さんと美について考えていけたらと思っています。
以上、リラックスブレンドティーと幸福論と勝手な美女論でした。