こんにちは。JAMHA認定ハーバルセラピストのmarrieです。
今日は南米生まれの元気なハーブ、マテをご紹介します。カフェインやビタミン、ミネラルをたっぷり含み、代謝を上げて心身を元気にしてくれるハーブ。ダイエットの強い味方にもなってくれるんですよ!
ハーブ・プロフィール(マテ)
学名 Ilex paraguayensis
科名 モチノキ科
使用部位 葉部
主要成分 アルカロイド(カフェイン、テオブロミン)、フラボノイド(クエルセチン)、フラボノイド配糖体(ルチン)、ビタミンB、ビタミンC、葉酸、ミネラル(鉄、カルシウム、マグネシウム、カリウムなど)
作用 興奮、利尿、代謝UP
適応 精神疲労、抑うつ、肉体疲労、肥満
※カフェインを含むため、過量、長期の使用はNG。妊娠中、授乳中の使用も避けてください。
ビタミン、ミネラルを豊富に含む「飲むサラダ」
ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンといった南米原産ハーブで、ビタミンとミネラルの含有量が非常に高く「飲むサラダ」との異名を持ちます。野菜の収穫が少ない暑い地域の、重要なビタミン、ミネラル摂取源として重宝されています。また、東洋の茶、西洋のコーヒーとともに世界三大ティーのひとつに数えられています。
中枢神経を活発にするアルカロイド(カフェイン、テオブロミン)含有ハーブです。葉1枚に1~2%のカフェインを含みます。
グリーンタイプ(緑マテ)とローストタイプ(黒マテ)があり、グリーンタイプの方がより多くのカフェインを含有します。ローストタイプは、その名の通り焙煎しているので香ばしく、カフェインによる苦みが若干やわらぎます。上の茶葉の写真はローストタイプです。個人的には、このローストタイプの方が飲みやすくて好きです♡
グリーンタイプ(緑マテ)とローストタイプ(黒マテ)があり、グリーンタイプの方がより多くのカフェインを含有します。ローストタイプは、その名の通り焙煎しているので香ばしく、カフェインによる苦みが若干やわらぎます。上の茶葉の写真はローストタイプです。個人的には、このローストタイプの方が飲みやすくて好きです♡
脳の働きを活性化するカフェイン。頭をシャキッとさせ集中力をUPさせたい時にオススメです。原産国は標高が高く酸素が薄い地域ですので、マテを飲んで脳を刺激するのかもしれませんね。ただし、不眠をもたらすことがあるので、摂り過ぎには注意です。カフェインは脂肪燃焼効果があるため、ダイエットの強い味方にも。豊富なビタミン、ミネラルで代謝をUPしてくれるとともに、カリウムの利尿作用で体内の老廃物排出を促します。食事制限中の栄養補給にも。
ちなみに、暗記ものの試験勉強中などには不向きです。カフェインの「シャキッと効果」を期待してつい夜中の眠気覚ましに飲みたくなってしまうかもしれませんが、ただ単に起きていられるだけで記憶力は低下するので、だったらもう腹をくくってさっさと寝てしまいましょう(笑)
活用法・内用
主にティーでいただきます。カフェインを含むので、お味はちょっぴり苦め。原産地の南米では砂糖やはちみつ、シナモン、牛乳などを加えて飲まれることが多いようです。牛乳を加えたものは「コシード」と呼ばれます。
今の季節なら、水出しでアイスティーでいただくと美味しいです。水出しのマテ茶は「テレレ」と呼ばれます。水出しは、夏場なら冷蔵庫で、冬場なら常温の水で6時間抽出する方法。カフェイン、タンニンなどの高温で抽出される成分の溶け出しが抑えられるので、カフェインを摂りたくない時に良いですね。濃さはお好みですが、私は500mlの水に対し、マテ10gで抽出します。
伸び放題になっていたバジルのお花を浮かべてみました。優しい香りにほっこり♡(バジルの花は蕾のうちに摘芯しましょう。葉が固くなってしまいます。)
また、ペパーミントとのブレンドもオススメですよ♪
これは、ある日のおやつのアップルパイ。添えたティーは、マテ、ペパーミント、ローズマリーのブレンド。この季節にピッタリの、あっさりと爽やかなブレンドティーになりました(*´◡`*)
マテ 2 tsp
ペパーミント 1 tsp
ローズマリー 1/2 tsp
南米の明るい太陽の元で育った元気なハーブ、マテ。カフェインを含有するので摂り過ぎには注意ですが、飲むサラダと呼ばれるほどの豊富なビタミン、ミネラルは大きな魅力ですよね。上手に摂って、美と健康に役立てましょう☆
以上、世界三大ティーのひとつ、ビタミン、ミネラルたっぷりの「飲むサラダ」マテのご紹介でした。
水出しハーブティーの作り方はこちら↓