コーチングblog

行動するのにモチベーションは必要ない 〜Dから始めるPDCAサイクルではじめの一歩をふみ出そう

会社の仕事、うさぎ薬草の仕事、家事・育児(…はあまりちゃんとやってないけど)、病気の母の世話、自分の学び…と常にバッタバタと動き回っている私は、よく「そのモチベーション、どこから湧いてくるの?」と聞かれます。

モチベーションとは、日本語で「動機」「動機付け」などと訳され、日本では主に「行動するための意欲(やる気)」という意味で使われます。
「ダイエットのために毎朝ウォーキングすると決めたけど、いまいちモチベーションが上がらなくて今朝もお休みしちゃった」みたいな感じですね。
今日はこのモチベーションについて、考えてみましょう。

モチベーションが上がらないからできない?

あなたが行動できない理由は、本当にモチベーションの問題ですか? 
逆にモチベーションさえあればパッと行動できるのでしょうか?
結論から言うと、タイトル通り「行動するのにモチベーションはいっさい必要ありません」。
行動がモチベーションなんていうものにいちいち左右されていたら、何もできなくなってしまいます。

たとえば母が体調を崩して苦しんでいるのに、「モチベーションが上がらないから今日は行けないよ」とは言えません。
そもそも介護は「うわー面白そう!」とやる気が出るような楽しい仕事でもありませんし。家族の元気のない姿を見るので、どちらかというと気分が沈んでしまうものです。

私は基本ポジティブなので、はたから見るといつも楽しそうに見えるかもしれませんが、日常生活で心から楽しいと思えることなんてそうはありません。

元メジャーリーガーのイチローさんは現役時代、日々地道な鍛錬や準備を怠らず、大きなケガもなく何年も試合に出続けていたことで有名ですが、記者に「なぜそこまで徹底した自己管理ができるのか?」と聞かれ、こう答えたそうです。

「僕、いくらもらってると思います?」

mimico

しびれるぜ!

これぞプロフェッショナル。
自分の毎日のルーティンは、モチベーションなどという自分勝手な気分のアップダウンなんかで左右されない。なぜならプロだから。
また、イチローさんはこうも言っています。

「自分を客観的に見て、やるべきことをやります。」

母の介護は私にとってお金をいただくプロの仕事ではありませんが、娘としてやるべきこと・やりたいこと。
同じく会社員として、母として、ハーバリストとしての役割があり、それらはそれぞれ私を作っている「顔」であり、私が生きていく大切なステージです。
「今日お母さんやる気でないからご飯ナシね」「気分がのらないから、お客さまのご注文を無視しよう」なんて言えないのです。それぞれの高橋克弥が常に客観的に私を見ていて、そんなカッコ悪いこと許してくれません。

「やりたい」「やりたくない」の前に、あるべき姿を客観的に見出し、まず動く。これが行動するための第一歩。
冒頭のウォーキングの例であれば、ダイエットに成功した美しい我が身を思い浮かべて「とりあえず何も考えずにシューズを履いて外に出る」が正解です。

動くことでモチベーションはどんどん湧いてくる

こんな経験はありませんか?
休日の朝ダラダラしていたら、ふと気づいてみるともう夜。結局1日何もできなかった…。
何もしないダラダラした1日も、自分が決めてそうしたなら問題はないけれど、やるべきことが山積しているのにそんな風に過ごしてしまうのは、やはりもったいないですね。
なにより「何やってるの…ダメな私」と自己肯定感が下がりまくります。

脳科学的には、やる気は脳内ホルモンであるドーパミンが大きく影響していて、動くことで分泌されると言われています。
つまり「やる気がないから動けない」のではなく、「動かないからやる気が出ない」のです。

実は脳科学だけでなく、心理学でも同じことが言われています。
心理学者のクレペリンが発見した「作業興奮」と呼ばれる脳の仕組みは、「やり始めるとやる気がでてくる」というもの。
仕事や勉強に着手する前は「面倒だなぁ」と思いつつも、いざ作業を始めてしまえば、思ったよりも集中力や意欲がわいてくるのです。

とりあえずシューズを履いて外に出たあなたは、風の爽やかさや美しい花々、すれ違う人との温かな挨拶などで、気持ちよさを感じます。
いったん外に出てさえしまえば、「めんどくさい」「行きたくない」といった気持ちはいつの間にか消え去っているでしょう。

今すぐできることを見つけて、即着手する

アドラー心理学では、人が行動できないひとつの要因として、高すぎる目標設定をあげています。
目標を高くしすぎることで、挑戦する前から「できるわけない」と無意識に諦めてしまうパターンですね。
それを回避するには、まずはハードルを下げること。

コーチングでも「今すぐできることは何ですか?」という質問がよく使われます。
いきなり大きな目標設定をするのではなく、今すぐ容易に着手できることを目標にすることで、はじめの一歩のハードルがぐっと下がるのです。
これは「赤ちゃんでも超えられる小さな階段」の意味で、ベイビーステップと呼ばれます。
日々ベイビーステップを超え続けていれば、気がついたら大きな壁を越えているかもしれません。
それに加えて、行動が継続できる→やる気がでてくる→行動できる自分が気持ちいい→自己肯定感も上がる…と、良い連鎖が生まれます。
はじめから「毎日ウォーキングするぞ!」「10km歩くぞ!」ではなく、「とりあえずネットでシューズを購入する」「家の周りを一周してみる」「雨の日は無理せず休む」など、必ずできる簡単なことから始めましょう。

PDCAはDから始めよう

人が成長するには、絶えずPDCAを回すことが不可欠です。
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Action(改善)のサイクルを回し、少しずつらせん階段をのぼっていくイメージです。
PDCAのP(計画)で考えたままずっと立ち止まっているあなた。それ、いつD(実行)するのですか?
行動できない人は、PDCAのPからではなくDから始めてしまいましょう。
やってみなくちゃ分からないこともたくさんあります。

mimico

ちなみに克弥さんはDはできるけどCが苦手だよ。

克弥さん

Cの得意な人と組もう!

やる前からアレコレと考え込まずに、まずは動く。
朝はグダグダせず、ひとまず起き上がる。
動きさえすればそれで弾みがつき、モチベーションは自然と生まれてきます。

mimico

克弥さんは常に動き回っているからこそ、やる気がどんどん出てくるんだね!

ただし、心底やりたくないことを無理にやろうとしたり、頑張りすぎたりすると、心身の健康を損なうので要注意だよ。

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