ロンドンのナショナル・ギャラリー所蔵の絵画・モネの《睡蓮の池》とゴッホの《ひまわり》をテーマにしたアフタヌーンティーを味わってきました☆
このふたつの名画から着想を得たスイーツやセイボリーを、大聖堂を望むラグジュアリーな空間でいただける今回のアフタヌーンティー。
なんとロンドン・ナショナル・ギャラリー公認の特別なメニューです。

クロード・モネ:穏やかな光が溶け合う「水面のハーモニー」

ファン・ゴッホ:明るい太陽とひまわりの「黄色のパレット」

※写真はストリングスホテル名古屋公式サイトよりお借りしています。

優しいブルーやグリーンを基調とした柔らかなモネの世界。
鮮やかなイエローやオレンジといったビタミンカラーで表現された、情熱的で力強いゴッホの世界。
どちらも幻想的で、本当に素敵です。
7/1~31はモネ、8/1~9/13はゴッホが主役(アフタヌーンティーのメインメニューは変わらず、オプションメニューやインテリアがその期間限定になります)。
私たちは後半のゴッホの、明るい太陽とひまわりを表現した『黄色のパレット』の世界を体験しました。

場所はストリングスホテル名古屋。あおなみ線ささしまライブ駅からは徒歩3分、JR名古屋駅桜通口からも徒歩10分です。

会場は1F ニューヨークラウンジ。
開放感あふれる吹き抜けに、大きなシャンデリア。
大きな窓の向こうには大聖堂が。何組かのカップルが結婚式を挙げていました。

名画の世界観あふれる珠玉のメニューたち

ボロネーゼ

まずはミニサイズのパスタで腹ごしらえ。
ボロネーゼだけどトマトクリームにも近い感じ。
パスタがもちもちで絶品!
ゴッホ期間限定のオプションメニュー。

本日の主役・彩り豊かな5段のティースタンド

セイボリーやスコーンまで含めた5段構成はボリュームたっぷり。
モネ『睡蓮の池』と、ゴッホ『ひまわり』からインスパイアされた繊細なメニューが並んでいます。
ティースタンドそのものが、まるで画家のパレットのよう。
2段目と3段目にはそれぞれの名画の敷紙が敷かれています。

一番下の段から順に召し上がってくださいと言われたので、素直に従いました。

5段目・スコーン

ミルクスコーンと紅茶スコーン。
このクロテッドクリームとコンフィチュール、びっくりするほどおいしかった。(言語力よ…)

4段目・和を意識したセイボリーたち

  • 海老と蕪のムース ぺルノー風味のジュレと共に
  • サーモンとディルピクルスのタルトレット 紫蘇の香り
  • 国産豚のリエット ジャポニズムスタイル

ふたりの巨匠が愛したジャポニズムを取り入れている点にはハッとしました。
私もペアリングドリンクを作る際には、風味ばかりではなく、その料理の背景にも着目しなければと思いました。

3段目・ゴッホのデザートプレート

  • マンゴーパッションのベイクドチーズケーキ
  • オレンジパッションシュークリーム

どちらも濃厚でいて南国フルーツの酸味が効いているので、あっさりといただけました。
まさに南仏のまぶしい太陽の下でひまわりを描き続けたゴッホの情景そのもの。

2段目・モネのデザートプレート

  • 葡萄と白ワインのジュレ
  • ライムとミルクチョコのタルト

ジュレは爽やかな白ワインをそのまま食べている感じ。
タルトのチョコレートクリームは思ったより酸味が強く効いていて、嬉しい驚きでした。
そして、この透明感。モネが愛したキラキラと輝く穏やかで美しい水辺の景色がよく表現されています。

1段目・ロゴプレートがのったスタンドの「顔」

  • ピスタチオとラズベリーのムース ほうれん草のビスキュイ
  • マンゴーとココナッツのヴェリーヌ
  • ナショナル・ギャラリー チョコレートプレート

ヴェリーヌの上にひらりとのった、ひまわりの花弁を模した黄色のチョコレートが粋!
ナショナル・ギャラリーの公式ロゴに、あらためて背筋が伸びました。

mimico

どれも夏らしくさっぱりと酸味を効かせたスイーツで、最後まであっさりとおいしく食べれたよ!

ドリンク

フランスの老舗紅茶ブランド『マリアージュ・フレール』のティーを含む、多種のドリンクがフリーでいただけました。

克弥さん

ティーの写真撮り忘れた!

mimico

本来はそちらが主役なのでは…?

ナショナル・ギャラリー

ロンドン中心部のトラファルガー広場に位置するナショナル・ギャラリーは、13世紀後半から20世紀初頭までの実に700年以上の芸術の歴史を網羅した、世界有数の美術館です。
世界最古の公立博物館・大英博物館や近現代美術を多く所蔵するテート・ギャラリーなどと同様、入館料は無料(正確には寄付金制)なので、私もロンドン留学時代、休日に…時には学校をサボって…お気に入りの絵画の前で日がな一日過ごしたものです。

このナショナル・ギャラリーで逢えるのが、クロード・モネの《睡蓮の池》とフィンセント・ファン・ゴッホの《ひまわり》。
モネもゴッホも遠い東洋、特に日本に強い憧れを抱いていました。
私は西洋に憧れて英語を学び、ロンドンに住みましたが、モネやゴッホは逆に我が祖国に対して「いつか行ってみたい理想の場所」という憧憬を抱いていたとは、なんとも不思議です。

光と空気の移ろいを、その瞬間ごとに色でとらえたモネ。
感情のうねりを、色と筆致でそのままキャンバスにぶつけたゴッホ。
名画からは画家の息づかいが感じられます。
部屋に入った瞬間に一番に目に飛び込んできて、自然と体が吸い寄せられ、そのまま目が離せずに立ち尽くしてしまう、そんな力があるのです。
19~20歳という子供と大人の狭間のような時期に本物のアートに触れられたことは、私の中で大きな財産になっています。
モネとゴッホの色使いをのせた美しいスイーツを味わいながら、若き日に思いを馳せていました。

克弥さん

またロンドンに行きたいなぁ。

懐かしい気持ちに浸りつつ、ペアリングドリンクの世界観作りの点でも大変勉強になったひとときでした。