ティーレシピ

爽やかな酸味のルビー色のティーが疲労回復と美肌に導く ハイビスカス

こんにちは。JAMHA認定ハーバルセラピストのmarrieです。
今日は、市販ブレンドティーにも、このブログにもよく登場するおなじみのハーブ、ハイビスカスをご紹介します。今が一番美しいハイビスカスの花。鮮やかなルビー色のティーは、特に女性に大人気。でも、人気の秘密はそれだけじゃないんです。

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ハーブ・プロフィール(ハイビスカス)

学名 Hibiscus sabdariffa

別名 ローゼル、カルカデ

科名 アオイ科

使用部位 がく部

主要成分 植物酸(クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸)、アントシアニン(ヒビスシン)、粘液質(多糖類)、ペクチン、ミネラル(鉄、カリウム、カルシウム、銅、亜鉛など)

作用 代謝促進、消化機能亢進、緩下、利尿、コレステロール値低下

適応 肉体疲労、眼精疲労、便秘、食欲不振、二日酔い、肩こり

アフリカ原産のアオイ科フヨウ属の常緑低木で、熱帯・亜熱帯地域を中心に世界中で栽培されています。ハイビスカスというと、リゾート地で見られる赤や黄のカラフルなものを想像されるかもしれませんが、それらは観賞用の園芸種で、ハーブとして薬効を期待して使われるのは、白~薄ピンク、クリーム色の花弁の「ローゼル」と呼ばれる品種のものです。

また、使用部位は花びらではありません。花が落ちた後の肥大したがくの部分を使います。(これこれ↓)

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とにかく酸っぱいハイビスカス! この強い酸味は、クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸といった植物酸によるもの。これらはお互いに相乗効果を発揮し、代謝を促進して筋肉疲労を改善します。ちょっと疲れがたまって元気が出ないなと感じる時にティーを飲むと良いでしょう。肩こりやスポーツ後の筋肉痛予防にも効果的です。ハイビスカスは多種多様なビタミン・ミネラルを豊富に含み、それらも代謝UPや疲労回復を助けます。クエン酸はカルシウムの吸収率をあげるので、一緒に摂るとさらに効果的です。ハイビスカス酸は、コレステロール値を下げる作用があります。

粘液質とペクチンが便通を促します。新陳代謝UP→肌のターンオーバーを促進し、デトックス作用もあるということは、つまり美肌効果も期待できますよね!
利尿作用があるカリウムを含有するので、二日酔いやむくみの改善にも役立ちます。女性に嬉しい作用がズラリ、ですね。

美しいルビー色は、ブルーベリーなどにも含まれるアントシアニン色素によるもので、眼精疲労を緩和します。

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爽やかな風味で様々なハーブとのブレンドで楽しめますが、特に相性が良いのが、ビタミンCをたっぷり含むローズヒップ 。代謝促進作用、デトックス作用をさらに高め、またハイビスカスの酸味もやわらぐので、成分面でも味の面でも効果的です。

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超オススメのブレンドレシピをひとつご紹介します。リンゴジュースとシナモンで、まるでアップルパイのような風味♡ 夏には水出しアイスティーでいただくと美味しいですよ。

t-katsumi.com

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活用法・内用

主にティーとして。ハイビスカス単体では酸味が強いので、相性抜群のローズヒップや、ステビアやリコリスといった甘味のあるハーブとブレンドしたり、はちみつなどを加えると飲みやすくなります。ゼリーやジャムなどスイーツを作っても美味しくいただけますよ。また、パウダー状でも売られているので、ホワイトチョコレートに練り込んでハイビスカスチョコレートなんてのもいいですね♪

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かのクレオパトラも愛したと言われるハイビスカス。彼女の美の秘密はハイビスカスだったのでしょうか(*˘︶˘*).。.:*♡ 

以上、爽やかな酸味のルビー色のティーが疲労回復と美肌に導く、ハイビスカスのご紹介でした。

 
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