起業・副業支援

あなたが発信できない理由とその解決策 ~PDCAを回していくために

この記事はハーブやアロマテラピー、その他の学びを通し、起業や副業をお考えの方のヒントになればという思いで書いています。

「個人事業主として活動したいけど、ブログやSNSでの発信がなかなかできない…」
こんなお悩みをよく聞きます。
そもそもなぜ個人事業主に発信が必要なのかというと、

  • お客さまに自分を見つけてもらうため
  • 自分のサービス内容を知ってもらうため
  • 自分がどういう人なのか、人柄を知ってもらうため

ですね。
これがなければ自分の存在すら知ってもらえず、お客さまに商品を届けるなんて夢のまた夢。
自分でビジネスをするなら、発信はもう必須です。
四の五の言ってるヒマはありません。頑張るっきゃない。

かく言う私も、初めからブログやSNSの発信が抵抗なくできていたわけではありません。
ほんの少し勇気を出して、地道にリハビリをして慣れていきました。

みなさんのお話を聞いていると、例えばこんなことがブロックになっていたりします。

発信できないブロック

  • めんどくさい
  • 時間がない
  • 自分を出すなんて怖い
  • 友達に「なにこの人」と思われたらどうしよう…
  • こんな私が発信なんてしてもいいの?

これらはちょこっと見る角度を変えれば解決できます。
私の経験談も含めて、ひとつずつみなさんの心配を払拭していきましょう。

※「何を発信すればよいのか分からない」というお悩みもあるかと思いますが、それだけで1記事になりそうなので、今回は発信内容が決まっているけれど発信できない方を対象にしています。

「ついでに発信」なら負担が少ない

まずは、めんどくさい問題。これは、発信する時間がない問題の解決策にもなります。
SNS発信はよく「アウトプット」と言い換えられますが、このふたつはイコールではありません。
アウトプットはSNS発信することだけではないですよね。
例えば私なら、ハーブの知識を得る→その知識を使ってハーブティーをブレンドして自分で飲むのもアウトプットです。
そのときハーブティーを作ったら、ついでにそれを写真に撮り、このブログやインスタなどにアップします。
ここで初めてみなさんに届く「発信」になるわけですね。
私がハーブのスキルを上げるために大切にしているのは、「発信」よりももっと広義のアウトプット「実際にハーブに触れること」です。
その成長の様子を見てファンになってくださるお客さまは結構多いです。

「めんどくさい」「時間がない」という方は、発信そのものに重きを置くよりも、何かのついでに発信すると良いでしょう。
たとえば毎日お弁当を作っているお母さんなら、作ったついでに写真に撮ってインスタにアップする。
最初からインスタのためにお弁当を作ろうとすると、大きな負担になって頭も手も止まってしまいます。
よほど好きなことでない限り、インスタのためにわざわざ時間を割いて行動するなんてできません。

克弥さん

ちなみに私はインスタのためにハーブティーをブレンドできるよ!

mimico

どんだけ好きやねん…(呆)

何かについて考えたら、そのついでに文章化してブログにアップします。
今この記事を書いている私が、まさにこれです。
マーケティング講座の受講生さんや起業仲間の話を聞いて、自分なりに感じたことをまとめています。
言語化することで整理整頓になるし、他人にも自分の考え方を知ってもらえて一石二鳥です。
そしてその発信内容が、できれば自分のサービスに関連するものだとベストですね。
このように毎日の生活に組み込んだり、この行動をしたときに書くと決めてしまうことで、自然と無理なく続けていけるでしょう。

大丈夫、誰の目にも止まってない

次に、自分を出すなんて怖い問題です。
自分が目立ったり自分の意見を書いたりすることで、ネガティブなコメントや批判を受けることへの恐れです。
これはもう、一言「大丈夫です」。
だって、今はお友達しか見てませんから。温かい反応しか返ってきませんよ。
もう少し前進すると、まぁ妬みや批判も正直あります。
そのときは「お友達の輪から抜け出して、知らない人にも届くようになってきたのね」と両手放しで喜べばOK。

mimico

影響力を持つようになってきたってことだね。

批判をする人は、あなたのことを嫌いと言っておきながら、常にあなたの動向を観察してアラ探しをして、悪口を言ったり書き込んだりしています。
いわば、嫌いなあなたのために自分の大切な時間をむだに費やしているわけです。
その間あなたは勉強したり仲間と活動したり楽しく過ごしているのですから、その差はますます開くでしょう。
悪口は言われる方が主役。
あなたは何も気にせず、ただ自分の周りの人やお客さまを大切にすることに注力しましょう。

ちなみに妬みを跳ねのけるのに一番確実な方法は、さらにレベルアップして突き抜けてしまうことですね。
今の私もここを目指しています。
妬みって、自分と同じくらいかちょっと上くらいの人に感じるものだと思います。
私とあまり変わらないはずなのに、なぜあの人だけが…と。
ビル・ゲイツ氏や孫正義氏に対して「活躍しててくやしい~!!」なんて思う人はいないでしょう。
アップルやディズニーに対抗しようとする人もいないはずです。(個人事業主では)
ただ、孫さん並みに立派になるのはさすがに無理だとしても、努力だけはできると思うのです。
「あれだけ努力してれば当然だよね」
「あれだけ頑張ったら私もあそこに行けるかな」
そんな風に思ってもらえるくらい、つまり文句が言えないくらい圧倒的な努力を続けていこうと思います。

発信する場所を見直す

次に、古くからの友達に「なにこの人、急にこんなことやりだして…」と思われたらどうしよう問題です。
Facebookで発信を始めたとき私は起業前で、発信内容も「家族でイオンに行った」とかごくごく日常的なものでした。
そんな私がハーブにハマってブログを始めたとき、それをFacebookでシェアすることにとても抵抗がありました。
私の友達はハーブの知識が欲しくて私とつながってくれていたわけではないので。
でも勇気を出してシェアしてみたら、意外や意外、
「ハーブって素敵だね! 私ももっと生活に取り入れてみるよ!」
「いろいろ教えてくれてありがとう!」
といったコメントをたくさんいただいたのです。

克弥さん

友人たち、神…(泣)

はてなブログを書きながらうさぎ薬草をOPENしたときも、ずっと読んでくださっている人に悪いなぁと(なぜか)感じ、商品の紹介などがまったく書けませんでした。
あとハーブのことだけでなく新しく学び始めたコーチングのことをもっと書きたいけど、ハーブのブログとして読んでくださっている方に申し訳なく感じて、どうも書きづらい。
そこでWordPressに引っ越し、ページを完全お商売モードに作り変えたところ、自分でもびっくりするほど抵抗なく商品の宣伝ができるようになりました。
(自分のページで何をやっても勝手でしょ!というひらき直りかも。)

今いる場所で発信することに抵抗を感じるときは、ビジネス用のアカウントを作る、別ブログを開設するなど、新しく場を設けてみましょう。
意外とすんなり前進できるかもしれません。
まぁその前に、ビジネスの発信をしたところでお友達はあなたを嫌ったりしませんよ。そんなあなたを好きなのだから、きっと応援してくれるはずです。

サグラダファミリア方式でいこう!

最後に、こんな私が発信してもいいの?問題です。
答え:いいのです。
もうすでにあなたもお気づきのはず。「完璧な私」には永遠に会えないということを。
あのガウディ先生だって、堂々と作りかけのものを、しかも有料で披露しているではありませんか。
私たちは日々成長しているのです。昨日より今日、今日より明日、少しずつ前進する姿をお客さまに見せて、そして応援していただきましょう。
「ついでに発信」のところでも言いましたが、成長を楽しんでいただくことも立派なコンテンツなのです。

それから、文章や写真のスキルは筋肉と同じで、鍛えれば鍛えるほど上達します。
注目度の低い今のうちにしっかりと練習しておけば、将来困りません。

mimico

そのままのあなたが素敵だよ♡


サグラダファミリアな自分も楽しみましょう。

まとめ: PDCAを回して常に成長するために

SNS発信を含むアウトプットは、自分を成長させてくれます。
商売うんぬんを抜きにしても、アウトプットの一番の恩恵は自分の成長。これに尽きます。
スキルアップしたり、状況をより良くしていくためには、絶えずPDCAを回すことが大切。
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Action(改善)のサイクルで人や物事は成長しますが、アウトプットはこのうちの Do(実行)に該当します。
つまり成長するために、なくてはならないものなのです。
そして少しずつスキルアップし、そんな自分を承認しながら、らせん階段をのぼっていきましょう。

発信していたおかげで会社の同僚から「私のためにハーブティーを作ってほしい」と言われ、それがきっかけで「自分ブランドのハーブティーを世に出したい」という夢をもつようになり、起業につながりました。
うさぎ薬草を立ち上げるときも、準備の段階から悩みや喜びをブログに書いていたら、読者の方がいっぱい応援してくれました。
うさぎ薬草のmimicoを描いてくれたのも、ブログの読者の方でした。
私の成長がつまったこのブログは、私の財産です。

mimico

もう一度言うけど、あなたが心配しているほど他人の目には止まっていないよ。


「私の、私による、私のための記録」くらいに割り切って、ぜひ一歩を踏み出してみてくださいね。

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