桜はあっという間に散ってしまい、早くも暑くなってまいりましたね。
相変わらず和ハーブに夢中な毎日です。
今日は、桜のお話をしましょう。
そう、桜もれっきとした日本のハーブなんですよ。
桜と言えば、あの桜餅の香り。
生花のままだと香りませんが、花や葉を塩漬けにすると香りがしっかりと立ち上がってきます。
この香りの正体は、塩漬けにされることで糖が分離して生成される芳香族化合物クマリン。
鎮静、咳止め、解熱、血圧降下、抗菌、二日酔い予防などの効果があります。
加えて、桜には女性に嬉しいアンチエイジング作用も。糖化を防いでくれるのです。
糖化とは、たんぱく質と糖が結合して、AGEsと呼ばれる老化促進物質をつくり出すこと。
シミ、シワ、たるみなどの原因になります。
桜の花は、ビタミンA・ビタミンB・ビタミンEを豊富に含有し、新陳代謝を高めて肌を美しくしてくれます。
*・*・*
この桜を使って、パウンドケーキを焼いてみました~。
レシピはこちらを参考に、少しアレンジしました。
白あんがうちの近所の庶民派スーパーになかったので、スパイス講座でご一緒させていただいている郁子さんにアドバイスをもらって、クリームチーズと砂糖を増量。
さすが郁子さん♡ ありがとう!
持つべきものは料理上手なお友達だね☆
しかも郁子さん、「作りたくてウズウズする笑」と言ってました。
専門家ってそんな感じなのですね。変人ですね。(ほめ言葉です♡)
克弥さんもじゅうぶん変人です…。
「クマリンが~(嬉)」とかね。
大好きなことには、どんどん変人っぷりを発揮していこう。
調達した桜花の塩漬けと、桜リキュール。
そして色素(赤)の代わりに桜パウダーを入れてみました。
桜リキュールはドーバーのもの。
いろいろ使えそう♡
世にも美しい桜色の生地。わくわく♪
アイシング失敗したっ。
もっと真っ白でパキッとした感じにしたかった(^^;)
というわけで、数日後にリベンジ!
ちょっとデザインを変えてみました。
100均のアイシングペンを使ったら、アイシングはちゃんと真っ白にできた。
でも、今度は焼きすぎで焦げた…アイシングももうちょっと増やせばよかった…と反省点もりもり。お菓子づくりって難しい!
なにはともあれ、しあわせティータイム。
お菓子づくりは、ひたすら混ぜる、オーブンで焼きあがっていくさまをボーッと眺めるなど、マインドフルネスにも通じてる。これからも続けていきたい。
うさぎ薬草では、桜餅と同じ香り成分クマリンを含有するスイートクローバーというハーブを使ったブレンドがあります。
巡りを良くして冷えた体を温めてくれるティーです。
ステビアで甘味をつけているので、まさに桜餅をいただいているよう(^^)
ぜひお試しくださいね。
郁子さんとのスパイス講座のご案内はこちら。
今月開催分はすでに満席ですが、今後も続けていきますので要チェックです☆