JAMHA日本のハーブセラピスト、合格いたしました~♪
JAMHAの気が変わらないうちに資格認定申請しておきましたよ。
これで専門家として大手を振って我が国のハーブについて語れるようになりました。
もともとデカい顔で語ってたけどね!
大好きなことはつい熱量がこもって暑苦しくなっちゃう~。
美歩先生、信長さま、応援してくださったすべてのみなさま、ありがとうございました。
(信長さまについては前回の記事参照)
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さて、気がついたら今年も半分が過ぎ去ろうとしています。
今日は少し前に楽しんだ梅仕事について書きましょう。
初夏を感じさせてくれる爽やかな香りと青い果実が魅力の梅。
もちろん、日本のハーブのひとつです!
ハーブ・プロフィール ウメ(梅)
学名 | Prunus mume |
科名 | バラ科 |
使用部位 | 果肉 |
成分 | 有機酸(コハク酸、クエン酸、リンゴ酸)、 オレアノール酸、アミグダリン、ビタミン、ミネラル |
作用 | 疲労回復、代謝促進、抗菌、抗真菌、消化液分泌促進 |
中国大陸江南が原産の、バラ科サクラ属の落葉高木です。
古くから日本人の生活に根付いていた梅は、万葉集にも登場。
現在では花といえば桜ですが、奈良時代以前は花といえば梅を指していました。
未成熟の生の果実には有毒物質の青酸配糖体アミグダリンが含まれますが、砂糖漬けや塩漬け、加熱などの加工をすることで毒性はなくなります。
含有成分で注目すべきは、有機酸類。特にクエン酸は疲労回復作用や代謝促進作用があり、カルシウムや鉄などのミネラルの吸収もよくします。
梅の酸味は、この有機酸によるものです。
また、カリウムや鉄などのミネラルやビタミンEなどのビタミン類を豊富に含有します。
カリウムには余分な塩分を排出する作用があり、血圧降下作用が期待できます。
ビタミンEはアーモンドなどに多く含まれる脂溶性ビタミンで、高いアンチエイジング作用を持つと言われています。
梅酒&梅ジャム作りで初夏を楽しむ
今年は青い実をしばらくおいて追熟した完熟梅で梅仕事。
青い梅も素敵だけれど、黄色い梅はすもものような香りで、これまた魅力的です。
本当はボーッとしていたら黄色くなっちゃったんだよね。
き、黄色い梅でも梅仕事はできるよッ!
梅酒&梅ジャム作りで初夏を楽しむ
今年は梅酒をつけました。
西洋ハーブのハイビスカスを加えて、ちょっと変わり種・ハイビスカス梅酒に。
梅と同じくクエン酸を多く含有するハイビスカスを加えることで、疲労回復や代謝促進作用が高まります。
ルビー色が美しくてワクワク♡
出来あがりが楽しみです。
こちらは梅ジャム。
甘味はきび砂糖で。梅は酸味が強く出やすいので、多めに入れました。
ポイントは黄色い完熟梅を使うことと、一晩水に浸してアク抜きすること。梅独特の酸味や苦味を和らげることができます。
料理の味つけや、ドレッシング作りにも使えて重宝します。
もちろんパンに塗ったり、炭酸やお湯で割って梅ドリンクにも♡
忙しい毎日の中で、植物の香りに包まれて一心に作業するひととき。
それは瞑想にも似ています。
四季折々の行事に合わせた食べ物は、古くからの日本の知恵。
日本人に生まれて良かったなと思う瞬間です。
去年の梅仕事の様子はこちら♡(青梅だよ!)